アイヌ語アーカイブス 祖父母の物語を子どもたちへ しらおいポロトコタン アイヌ民族博物館
トップにもどる
デジタル絵本 アイヌについて アイヌの物語 アーカイブス 語りべ スタッフ
アーカイブス
112.シヌタプカの若者とアトゥイヤコタンに住む父の悪だくみ

あらすじ:奥田統己

 私の姉が私を育てていた。姉は山猟に出るときにネズミの穴も犬の穴もすべて塞いで「私の育てる神よ、けっして外へ出ては行けませんよ」と言いおいていった。私は家の中で一人で小さい弓と矢とを持ち、太い柱や細い柱を的に射て毎日遊んでいた。

 私が姉に「私も山猟に行きたい」というと姉は怒って「姉さん一人でもあなたを養うことはできます。まだあなたは小さいのです。外には盗人鳥や盗人犬がいて恐ろしいのですよ。早くあなたが大きくなったらいっしょに山猟に行きましょう。」と言っていた。

(113に続く)



このホームページは、子どもゆめ基金(独立行政法人青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて作成したものです。このページにあるすべての文や絵、写真、音声には著作権があります。断りなく使うことはできません。Copyright(C) The Ainu Museum, All rights reserved.