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118. 白鳥の神の知らせ

話 者:川上まつ子
資料番号:34650、34718
収録日:1986年9月30日
「私」:白鳥の神
サケヘ:カポチカ
翻 訳:安田千夏
サンプル音声

<あらすじ>

 洪水を知らせるために鳴きながら川を遡って飛んでいくと、サマユンクの村の上にさしかかりました。私の鳴き声に対してサマユンクは「何を鳴いているのやら、馬鹿な鳥め」といって私を罵ったので腹を立てました。なお上流に向かって飛んでいくと、今度はオキクミの村の上にさしかかりました。私の鳴き声に対し、オキクミは拝礼し「偉い神様が洪水が来ることを知らせているぞ。村人たちよ、早く高いところに逃げろ」と指示しました。村人たちがいう通りに逃げていく様子を見て私は感心し、後で後ろを振り返ってみると、洪水が来てもオキクミの村の村人たちはみんな逃げて生き延びることができましたが、サマユンクの村の村人たちはみんな水につかって死んでしまいました。オキクミが後々まで私に感謝して祈る様子に私はすっかり感心したのでした。



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