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60. ペナウンペがおちんちんを伸ばして物干しにする話

話 者:織田ステノ
資料番号:34179
収録日:1988年2月6日
「私」:パナウンペ(「川下の者」の意味)
翻 訳:安田千夏
サンプル音声

<あらすじ>

 ペナウンペとパナウンペがいました。私(パナウンペ)は薪を背負って和人の町へいって、着物と取り替えていました。美味しい食べ物ももらって来て豊かに暮らしていました。

 ペナウンペがやって来て「どうしてそんないい着物を着て美味しいものを食べているんだ」と訊いて来ました。そこで家に招き入れ、「ちんちんを和人の村に伸ばしていくと、和人の女性が物干し竿と間違えて着物を干したので、ちんちんを縮めて着物を手に入れたのだ」と嘘を教えてやりました。ペナウンペは真似をしようと思って帰っていきました。

 翌日ペナウンペは和人の町におりていってちんちんを伸ばしました。和人の女性はいい物干し竿だといって着物を干そうとした時、つい嬉しくなって笑ったためにちんちんが上下に動いてしまいました。女性たちはびっくりして、男たちは刃物を持って来て「化け物だ」といってちんちんを細切れに切ってしまいました。死にそうになって家まで這って帰って来ました。その妻は泣きながらパナウンペの家に来て、悪口をいって帰っていきました。やがてペナウンペは死んでしまい、ペナウンペは悪い心を持っていたので神から罰せられたのだと村人に教え諭して私も死んでいくのです。



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