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物語や歌

C235. サルの生き肝

あらすじ

 

 一匹のサルが、ある時寂しくて浜辺に出て来ました。行き交う舟を見ていると、一匹のカメが来て言いました。「サルよ、この海の端には金の井戸がある。そこに入って行くと金の家、とても楽しい場所があるのだ。そこへ遊びに行こう。私に乗りなさい」。
 サルが言われた通りにすると、カメは海を横切って行き、金の井戸を通るときれいな砂浜があり、金の家がありました。「ここで待っていてください」とカメが言うのでサルが砂浜で遊んでいると、そこにミミズ(クラゲ?)が来てこう言いました。「サルよ、どうしてここに連れて来られたのかわかるかい?」。サルが何も知らないと言うと、このように教えてくれました。「海の神の娘が病気になって、死にそうなのだ。サルの生き肝を食べたら良くなるというので連れて来られたのだ」。
 サルがびっくりしていると、カメが来て「家に入ろう」と誘いました。そこでサルは「私の内臓は木に干したままだ。私には内臓がないのだ」と言いました。カメは仕方がないと思って、またサルを背に乗せてもとの砂浜まで戻って来ました。サルはカメから下りて高い山の木の上に登って行って遊んでいるので、カメが待っていても来るはずがありません。
 ミミズ(クラゲ?)が余計なことを言ったので、罰としてミミズは骨をひき抜かれてしまいましたとさ。


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