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物語や歌

C168. 金色のエゾマツ(カオリ)

あらすじ


 オタサム村の者が「このエゾマツを切った者にわたしの妹を与えよう」と言いました。たくさんのカムイが挑戦しましたが、切り口から金の水が出て、カムイは死んでしまいました。
 そこで、わたしは貧乏人の格好をして出かけました。すると、オタサムの兄は「カムイたちでも駄目だったのに」と馬鹿にします。妹も大笑いしています。
 わたしが死体の山を踏みつけますと、カムイたちは生き返りました。その後、ナタで叩き切ると、エゾマツは倒れました。
 すると、大笑いしていた女は「兄さんのせいで、わたしはあんな奴のところへ行くことになった」とひどく泣いています。
 わたしの方は、自分の後ろに霧をかけ、自分の家に戻りました。やがて、あの女がわたしを探していたので、霧を晴らしてやりますと、女は、わたしの居場所がわかったので、荷を背負い、泣きながらやって来ました。
 女は、ふんぞりかえって家に入ってきましたが、わたしの姿を見ると、急に外に出て泣きます。そして、「最初から立派な姿で来てくれたら、悪口も言わなかったのに」と後悔しているのが聞こえました。
 やがて、女は這いつくばりながら、家に入ってきましたが、酷い格好をしたわたしも悪かったので、文句も言わず、一緒に住んでいます。
 と、重いカムイが語りました。

 

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