I-16-(6) その他
以上の他に、ヌサを飾り付ける際、ヌサに模様入りのゴザを張るが、ゴザを止めるための串ソラリプ(sorarip・ゴザを押さえる木、つまり串)、熊の頭部の解体の際に頭骨内の脳ミソをとる箆(これを日川翁はカムイポンペラ=kamuy pon pera・神の小さい箆、と呼ぶ)、熊の神に持たせるみやげ用の団子を刺す木シトニッ(sito nit・団子の串)を適量作る。
これ以外に、今回は木幣と脚をつなぐためのシナの木の内皮、また仔熊を遊ばせる(引きまわす)際、仔熊につなぐ縄としてストゥカプ(sutukap・ブドウヅルの皮)、さらに、ヌサの前に息を引きとった後の熊を安置するための敷物用としてフプチャ(hupca・トドマツの枝葉)などを用意した。
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本書および翌1990年に実施されたイヨマンテの実施報告書は、復刻合本として再刊されており、通信販売も可能です。
伝承事業報告書2〈イヨマンテ-日川善次郎翁の伝承による-〉
- 2002.11.30発行
- B5版294ページ
- 定価 2,625円
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